

伝説【嶋】
一人の老女が親鸞の教えを受け、その喜びを雁の番いを贈ることで表した。親鸞がその番いの雁を沼に放つと、沼の中から嶋が浮き上がり、この嶋を「雁嶋」と名付けられました。
住所:常総市蔵持620-1
お問い合わせ:TEL : 03-5327-7507
一人の老女が親鸞の教えを受け、その喜びを雁の番いを贈ることで表した。親鸞がその番いの雁を沼に放つと、沼の中から嶋が浮き上がり、この嶋を「雁嶋」と名付けられました。
住所:常総市蔵持620-1
お問い合わせ:TEL : 03-5327-7507
長命寺そばの向こうの池に大蛇が住んでいた。大蛇は、池に近づくものに襲いかかり村人を困らせていた。往時長命寺に逗留していた性信上人がその話を聞きつけ、大蛇を化導して住みやすい印旛沼に移り住まわせた。その後も大蛇は暴れて沼を渡る人を困らせていたが、「長命寺檀家、長命寺檀家。」と唱えると不思議と波は静まったという。大蛇が向こうの池を去る時に残していった歯として伝えられている。
住所:古河市下大野1027
お問い合わせ:TEL : 0280-92-0219
親鸞聖人は悪龍を救おうと、石斧に名号を刻み、龍に投げ渡したとされる。石斧には、写真の中央と右側には、「南無阿弥陀仏」と刻まれ、左側には「南無不可思議光如来」と刻まれているのがわかる。
住所:坂東市長須4359-1
お問い合わせ:TEL : 0297-35-0775
みむらの妙安寺から長洲寺(現在の阿弥陀寺)へ向かう途中にある、鵠戸沼にてなされた悪龍済度を、後世の人に伝え続けることを願い、聖人が残されたとされる龍の髭。
住所:坂東市長須4359-1
お問い合わせ:TEL : 0297-35-0775
病と飢えと熱に苦しむ老母を自ら手にかけて殺してしまった娘が、その報いとして龍となり三熱地獄の苦しみを受けていた。聖人がその龍をお念仏により救いだすという物語である。
住所:坂東市長須4359-1
お問い合わせ:TEL : 0297-35-0775
聖人は、大蛇となった農夫の妻に蛇身を受けた因縁を懺悔させ、念仏の教えによる往生を勧め「涼光」の法名を授ける。後日、大蛇は浄土往生をとげ、沼に亡骸が残された。それを村人たちが埋葬した場所が、「蛇塚(念仏塚)」と伝えられている。
住所:石岡市大増3220
お問い合わせ:
ある農夫の妻が、嫉妬心によって大蛇の身となり大増の池に棲みつき、近くを通る人を食べ人々を困らせていた。聖人によって大蛇は済度される。後に人食いの大蛇がいた付近に架けられた橋なので、「人喰橋(ひとくらいばし)」と呼ばれた。
住所:石岡市大増3220
お問い合わせ:TEL : 0296-49-1623
大蛇として姿が変わってしまい、多くの人々を食い殺してきた女が、聖人の力によって往生していく様は、悪人正機・女人往生功徳として現代に伝わっている。弘徳寺開基信楽房は、悪人正機の弥陀の本願は、鬼も大蛇も隔てなく、願力の不思議によって往生することを、末代の者は疑うだろうから悪人女人往生の鏡と、大蛇の頭骨を後世に残し寺宝とされたという。弘徳寺に伝わる大蛇の頭骨については、下妻の光明寺・小山の紫雲寺・下野市の蓮華寺にも『花見ヶ岡の大蛇済度』として、同様の伝承が伝えられている。
住所:結城郡八千代町新地547
お問い合わせ:TEL : 0296-49-1623
室の八島明神の宮司の娘が、大蛇に差し出されることになり、困った宮司が夢告により聖人に教えを請う。そこで聖人は教えを娘に説き、すぐさま教えを受け取ったことを喜びつつも、暴れる大蛇の口に十字名号を含ませた。大蛇は水底深く沈み、しばらくして今度はやさしい女の姿となり今畜生道を免れたと涙ながらに紫雲に乗って去ったという。その時、空から降り下りた蓮華の花弁「黒蓮華(いきれんげ)」を、小島に帰庵した聖人が十字名号とともに明空房に譲ったと伝えられている。
住所:下妻市下妻乙350
お問い合わせ:TEL : 0296-44-2367
江戸時代、廃仏棄釈で本堂が焼きうちに遭った。しかし再建し抵抗したため、役人の命で住職は本堂の屋根から突き落とされ、命を落とした。そのような歴史をもつ本堂前には、聖人お手植えと伝わる銀杏の巨木がそびえている。
住所:那珂郡東海村石神外宿1047
お問い合わせ:TEL : 029-282-8515