

宝物(ほうもつ)【掛軸】
聖人が、亡妻の亡霊に悩む夫の喜八の請いを受けて、浄土三部経を小石に一文字づつ書き、夫に埋めさせた。また、阿弥陀如来等の絵図を夫へ下附し、念仏者へと導いたと伝えられる場所に立つ御堂。
住所:小美玉市小川町
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親鸞聖人は、東国の教化を終えて帰洛の途中、箱根旧街道の「笈の平」にて、付き添ってきた性信房と別れた。その地に、遺跡碑と歌碑が建っている。「病む子をば預けて帰る旅の空、心はここに残りこそすれ」
住所:足柄下郡箱根町畑宿
お問い合わせ:TEL : 0460-85-5700 箱根町総合観光案内所
鎌倉幕府の命で『一切経』の校合に宗匠として招かれた親鸞聖人は、鎌倉常盤(鎌倉大仏の北側)に建てられた坊舎に迎えられ、逗留されていたと伝えられている。常盤には「一向堂」という地名がバス停や公園の名称に残っている。
住所:鎌倉市常盤
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戦後、昭和39年8月、箱根神社の境内(箱根権現の楚石付近)に親鸞聖人像が建てられた。学徒動員で犠牲となった学生を供養するため「親鸞聖人慈悲の像」を「殉国学徒慰霊の像」として建立された。
住所:足柄下郡箱根町元箱根80-1
お問い合わせ:TEL : 0460-85-5700 箱根町総合観光案内所
箱根権現御本地仏であり、『本願寺聖人伝絵』の中で、「権現仰せられて云わく、『只今われ尊敬(そんきょう)をいたすべき客人・・・』」との示現を与えた阿弥陀仏。廃仏毀釈の際、箱根権現別当から萬福寺に譲り渡された。
住所:足柄下郡箱根町箱根228
お問い合わせ:TEL : 0460-83-6266