
碑【石碑】
聖人は、大蛇となった農夫の妻に蛇身を受けた因縁を懺悔させ、念仏の教えによる往生を勧め「涼光」の法名を授ける。後日、大蛇は浄土往生をとげ、沼に亡骸が残された。それを村人たちが埋葬した場所が、「蛇塚(念仏塚)」と伝えられている。
住所:石岡市大増3220
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聖人は、大蛇となった農夫の妻に蛇身を受けた因縁を懺悔させ、念仏の教えによる往生を勧め「涼光」の法名を授ける。後日、大蛇は浄土往生をとげ、沼に亡骸が残された。それを村人たちが埋葬した場所が、「蛇塚(念仏塚)」と伝えられている。
住所:石岡市大増3220
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ある農夫の妻が、嫉妬心によって大蛇の身となり大増の池に棲みつき、近くを通る人を食べ人々を困らせていた。聖人によって大蛇は済度される。後に人食いの大蛇がいた付近に架けられた橋なので、「人喰橋(ひとくらいばし)」と呼ばれた。
住所:石岡市大増3220
お問い合わせ:TEL : 0296-49-1623
大蛇として姿が変わってしまい、多くの人々を食い殺してきた女が、聖人の力によって往生していく様は、悪人正機・女人往生功徳として現代に伝わっている。弘徳寺開基信楽房は、悪人正機の弥陀の本願は、鬼も大蛇も隔てなく、願力の不思議によって往生することを、末代の者は疑うだろうから悪人女人往生の鏡と、大蛇の頭骨を後世に残し寺宝とされたという。弘徳寺に伝わる大蛇の頭骨については、下妻の光明寺・小山の紫雲寺・下野市の蓮華寺にも『花見ヶ岡の大蛇済度』として、同様の伝承が伝えられている。
住所:結城郡八千代町新地547
お問い合わせ:TEL : 0296-49-1623
室の八島明神の宮司の娘が、大蛇に差し出されることになり、困った宮司が夢告により聖人に教えを請う。そこで聖人は教えを娘に説き、すぐさま教えを受け取ったことを喜びつつも、暴れる大蛇の口に十字名号を含ませた。大蛇は水底深く沈み、しばらくして今度はやさしい女の姿となり今畜生道を免れたと涙ながらに紫雲に乗って去ったという。その時、空から降り下りた蓮華の花弁「黒蓮華(いきれんげ)」を、小島に帰庵した聖人が十字名号とともに明空房に譲ったと伝えられている。
住所:下妻市下妻乙350
お問い合わせ:TEL : 0296-44-2367
江戸時代、廃仏棄釈で本堂が焼きうちに遭った。しかし再建し抵抗したため、役人の命で住職は本堂の屋根から突き落とされ、命を落とした。そのような歴史をもつ本堂前には、聖人お手植えと伝わる銀杏の巨木がそびえている。
住所:那珂郡東海村石神外宿1047
お問い合わせ:TEL : 029-282-8515
大悪人北条平次郎が聖人の教えに深く帰依して法名唯円を授かった証拠である血染めの名号。
住所:那珂市豊喰
お問い合わせ:TEL : 0294-72-0961
阿弥陀堂が建つ敷地内に、聖人の長男善鸞の墓所と伝わる場所がある。近所の富田家で、釈迦誕生仏と阿弥陀如来像が保管されている。真宗門徒の地区ではないが、過去にこの釈迦誕生仏を中心にして花まつりを開催していたと伝わる。
住所:那珂市豊喰
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鬼人成仏伝説が伝わる元西光寺の跡地に立つ薬師堂。開基の唯円(豊喰の唯圓)の持仏が薬師如来であったためと伝わっている。毎月8日に講が開催されていたと伝えられている。
住所:那珂市豊喰
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この地で自害した五人の従者と姫を弔うため、聖人が植えたと伝えられる菩提樹の木。
住所:常陸太田市町田町
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