投稿者: 東京教務所

  • 第1回帰敬式法座の開催について

    8月29日(月)14時よりYouTubeにて配信いたします。
    下記URLよりご覧ください。

    URL https://www.youtube.com/watch?v=rnBJrZsCyX0

    テーマ 「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」

    講 題 「今 聞く 浄土真宗」(第1回)

    講 師  今泉 温資 氏 《地域同朋の会 往生人舎主宰》

    日 程  14:00 開会・勤行・挨拶・感話
         14:30 講義(約40分)
         15:15 配信終了 
         ※配信終了後は各会場で座談会を行ってください。

    第2回は2022年10月25日(火)14時から開催いたします。ぜひご参加ください。


  • 聖典学習会 開催中止のご案内

    本日、8月25日(木)に開催を予定しておりました聖典学習会リモート講座につきまして、
    ご講師の体調不良により中止とさせていただくこととなりました。
    ご予定をいただいておりましたみなさまにはご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。

    また、急なご案内となり恐縮ですが、何卒、ご理解いただきますようお願いいたします。

  • 「暮らしにじぃーん」リニューアルについて

    教区ホームページ「暮らしにじぃーん」がリニューアルされました。

    〈教えを知る〉・〈仏事に学ぶ〉・〈寺院検索〉の3本柱のもと、シンプルで使いやすく、スマホ専用の表示画面など、ユーザー目線に立ったものになるようリニューアルいたしました。
    お気に入りなどに登録いただき、ご利用ください。

    (注意事項)
    ・一時的に不具合が生じる可能性がありますので予めご了承ください。
    ・誤字脱字や情報に誤りがある場合は教務所までご連絡ください。

    【寺院/教会の皆様へ】
    寺院専用ページにログインするためのID及びパスワードは新しくなっておりますので、現在使用されているID及びパスワードは使用できません。
    追って、新しいID及びパスワードを郵送いたしますので、少々お待ちください。
    併せて、「寺院専用ページ」の更新マニュアルも同封いたしますので、更新のご協力よろしくお願いいたします。

  • 【慶讃法要にあたって】門首・宗務総長メッセージ動画について

    2023年3月から勤まる「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」にあたり、大谷暢裕門首と木越渉宗務総長からのメッセージ動画がYoutubeにて公開されました。

    ぜひご視聴いただくとともに、皆さまのご参拝を心よりお待ちしています。

  • 使わなくなったお仏壇はどうすればいいの? 法要はどうするの?

    使わなくなったお仏壇はどうすればいいの? 法要はどうするの?

    亡き方やご先祖様を祀り、大切にお参りされてきたお仏壇ですが、様々な事情により、お仏壇を処分する場合や、買い替えを希望される方もいらっしゃいます。浄土真宗では「お仏壇」を「お内仏」と呼び、多くの先達が教えを聞く場所として大切にされてきました。そのような大切な場所であるからこそ、伝統に則り丁寧なかたちで勤めることも大事にしてきました。ここでは、使わなくなったお仏壇はどのようにすればいいのかや、お仏壇を処分するときに勤める法要について触れていきます。

    使わなくなったお仏壇はどうすればいいの?

    ライフスタイルや家族構成の変化に伴い、継承されることが多かったお仏壇が、買い替えや処分をされるケースが多くなってきています。例えば、ご両親がお亡くなりになった際に、ご実家に安置していたお仏壇を処分して、小さなものに買い換える場合や、お仏壇自体を亡くし、お位牌やお写真とのみを安置するなど、手を合わせる場所としても多様化しております。そのよう中、寺院には様々なケースでお仏壇の処分についてご相談があります。
    どのような場合でも、まずはお話しを丁寧にお伺いし、どのような方法があるかをご説明しております。
    一般的には、処分するお仏壇の前で法要をし、ご本尊や法名軸等は寺院でお預かりしお焚き上げをすること、お仏壇などの大きなものは仏具店等にて引き取ることが可能であることをご説明することが多いと思われます。お仏壇もお焚き上げしてくださる寺院もあり、全てを寺院にお願いできる場合もあります。

    お仏壇を処分する際は、どのような法要をするの?

    お仏壇を処分する際、浄土真宗では「御移徙(おわたまし)法要」か「奉告法要」のいずれかを勤めます。「御移徙(おわたまし)法要」は「移り動く」という意味であり、新調したお仏壇等へご本尊(阿弥陀如来)を移し、ご安置する法要です。「奉告法要」は授与をされたご本尊をお返しする法要であり、ご本尊を授与されたご寺院に勤めていただくことが多いです。どちらの法要も、ご本尊にまつわる法要であり、「お仏壇」を「お内仏」と呼び、ご本尊を大切にしてきた、浄土真宗において大切な法要です。

    近年では、ご本尊がどちらのご寺院から授与されたのかわからない場合や、寺院から授与をされるのではなく、仏具店やネットショップで購入されるケースもあります。また、お仏壇を普通ゴミや粗大ゴミとして処分されるケースもあります。

    様々なご事情がある中で、ゴミとして処分した後に「これでよかったのだろうか」と相談にいらっしゃる方も少なくありません。ご本尊を中心とした、大切な場所として受け継がれてきた「お内仏」ですから、例え処分する際にも、丁寧に勤めることが望まれます。

    真宗大谷派にとって、お仏壇を処分する場合、どのようなことを考えお参りするのでしょうか。それは、「大切に手を合わせてきたもの、仏様に関係のあるもので粗末に出来ないもの」を御縁とし、手を合わせてきたものや仏様からの願いを聞いていく機縁になることを念じて、お仏壇を処分いたします。ご依頼される方には、大事な人を亡くされた方もいらっしゃると思いますし、思いを受け継いできた方もいらっしゃると思います。そのような中で、「もの」の奥から願われているあなたへの願いを聞いてほしい、そのような言葉を聞く御縁として捉えております。

  • 職員からの新型コロナウイルス感染者の確認について

    6月27日(月)、東京教務所職員4名、東京宗務出張所職員1名、首都圏教化推進本部職員4名から新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されました。
    ただちに真宗会館内の消毒を行いました。
    PCR検査結果待ち2名、接触の機会のあった職員が3名おり、念のため自宅待機の措置を取っております。
    その他の職員については、PCR検査又は抗原検査を行い、陰性を確認しております。
    また、陽性の職員と接触の機会のあった関係者の方につきましては、直接ご連絡をしております。
    なお、教務所、出張所、推進本部の事務については、継続して行っております。関係者の皆さまには大変ご心配をおかけいたしますが、今後、さらに感染対策を徹底してまいります。

  • 無宗教なのですが、葬儀は真宗大谷派にお願いしても構わない?

    無宗教なのですが、葬儀は真宗大谷派にお願いしても構わない?

    厚生労働省によると、2020年にお亡くなりになった方は、約137万人とされ、2040年までお亡くなりになる方が増え続けるという統計もあります。多くの場所で葬儀が営まれる昨今、特定の宗教に縁がなく、ご自身は「無宗教」と思われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。また、普段は無宗教と思われている場合でも、葬儀の際には、寺院や僧侶にお願いする場合もあるのではないでしょうか。この記事では、無宗教であったとしても、葬儀を真宗大谷派の寺院や僧侶にお願いしてもよいのか、解説をしてまいります。

    無宗教でも葬儀を真宗大谷派にお願いしても構わない?

    結論から申しますと、全く問題がありません。様々なご縁の中で、真宗大谷派の寺院や僧侶を知り、お願いすることがあると思います。真宗大谷派は、お亡くなりになった方を通して、私たちのいのちの本当の姿を知り、お念仏の教えを聞く機縁になることを願って、葬儀をお勤めしております。どのような状況であったとしても、その場所に伺った僧侶は丁寧に勤め、お念仏の教えと阿弥陀如来と亡き方からの願いをご一緒に聞かせていただきます。

    真宗大谷派に葬儀をお願いするためには、どうすればいいの?

    ご縁のある方は、直接寺院や僧侶にお願いすることが望ましいですが、昨今は様々な事情により、お付き合いが少ない方も多くいらっしゃいます。真宗大谷派の各地域では、葬儀にお伺いします寺院や僧侶を責任もってご紹介し、大切な葬儀をご一緒にお勤めさせていただいております。お伺いするのは、真宗大谷派の僧籍を持った僧侶であり、各地域に近い方をご紹介することも可能でございます。真宗会館にて、葬儀のご相談や寺院紹介を承っておりますので、ご遠慮なくお申し付けください。

    ※寺院検索は東京教区(1都8県)の真宗大谷派の寺院を調べることが出来ます。

    葬儀をお願いした寺院や僧侶に、その後の年忌法要もお願いしても構わない?

    大切な場所をご一緒した寺院や僧侶とともに、四十九日、新盆や年忌法要を勤めても、もちろん構いません。候補日程や場所をある程度決めた段階で、僧侶や寺院にご相談され、日程や当日の流れを決定することが望ましいです。ご不明な点はお気軽にお問い合わせくださればと存じます。また、葬儀は済ませたけれども、別の真宗大谷派の寺院や僧侶にお願いしたい、葬儀は別の宗教であったけれども、年忌法要は真宗大谷派で勤めたい、実は真宗大谷派の家系であるとわかり、法要は真宗大谷派にお願いしたい、など様々な理由によって、寺院や僧侶をお探しの方もいらっしゃいます。真宗大谷派では、葬儀のみならず、年忌法要や節目の法要などをご一緒にお勤めいたします寺院をご紹介しております。もちろん、真宗大谷派の僧籍を持った、経験豊富なものがお伺いいたします。

  • 法事の「お斎」ってなに? 「お斎」をするときの作法はあるの?

    法事の「お斎」ってなに? 「お斎」をするときの作法はあるの?

    葬儀や年忌法要などの仏事のときにいただく食事を「お斎(おとき)」といいます。お亡くなりになった方を偲びながら、僧侶や久しぶりに会う方とお話しし、列席された方への感謝を表す場でもあります。そのようなお斎ですが、本来の意味や宗派によっては作法があるということをご存知でしょうか。食事をすることや準備をすることに気を取られやすい「お斎」ですが、本来の意味や作法を知ることで、その時間を一層豊かに過ごすことができるのではないでしょうか。ここでは、様々な「お斎」の疑問について応えてまいります。

    そもそも「お斎」ってなに?

    「お斎」という言葉は仏教教団の生活の決まりからきた言葉です。

    「お」は丁寧語で、「とき」というのは「時」のことで「決まった時」にとる食事のことを指します。具体的にはお昼の食事のことで、朝食と「時」以外の食事は「非時」と言います。そういった決まりのことを「斎」(さい)といいました。そこから斎=ときとなったと考えられています。現代では、仏事の際に取る食事のことを言います。

    真宗大谷派では、報恩講(親鸞聖人のご命日に勤める法要)などの仏事の際に、お参りされる方、お一人おひとりが、米や野菜などを持ち寄り、調理していただいた食事のことを「お斎」と呼んできました。そして、食事をいただきながら、お念仏に出遇った慶びを、その場に集まった方々と語りあいました。そのため、亡き人を偲びながら、飲んだり食べたりすることを「お斎」というわけではなく、「お斎」も仏事のひとつととらえ、亡き人をご縁にして、阿弥陀如来の教えに出遇う場として大切にしております。

    料理は「精進料理」じゃないといけないの?

     インドのお釈迦様の教団では、自分のために殺されたものでなければ肉も魚も食べていました。仏教が中国に伝わって不殺生戒などの解釈から僧侶は肉食をしないこととなりました。日本でもその影響を受けています。ですから、お斎は精進料理が伝統ですが、昨今は肉や魚を含んだ料理が多くなっています。

    精進料理とは、「殺生(生き物を殺すこと)」を避け、「煩悩(人を苦しめ、煩わせる心)」を刺激しないために生まれた料理です。「精進」とは仏教用語で、「ひたすら仏道に励む」という意味です。そこから「美食や肉食を避け」また、「粗食や菜食によって精神修養をする」ということが食事におけるに「精進」になります。

    真宗大谷派では、亡き人をご縁に、「お斎」という「精進」の料理を通して、日ごろ忘れかけている、他のいのちを殺しいただかなければ生きてはいけない身である事実を問いかけていると考えます。これは、普段の食事でも同じことですが、仏事といわれる法要が勤まった後であるからこそ、改めてこの事実を確認し、いのちに支えられていることに思いを馳せる大切な場所にしております。

    「献杯」をすることがあるけど、どうしたらいいの?

    そもそも「献杯」とは、「(敬意を表して)さかずきを人にさすこと」とをさします。「お斎」をいただく前に、喪主、友人や親族など、亡くなった方にご縁のある方が、列席者へ挨拶とともに、お亡くなりになった方へさかずきを傾けることを献杯といいます。
    真宗大谷派では、「お斎」を食べ物や飲み物を通していのちをいただき、そのいのちによって生かされていることを確認する大切な場所と考えております。そのため、献杯ではなく、「食前のことば」「食後のことば」を皆様で唱和しております(下記参照)。

    〈食前のことば〉

    (ひかり)のもと

    われ(いま)さいわいに

    この(きよ)(しょく)をうく

    いただきます

    〈食後のことば〉

    われ(いま)

    この(きよ)(しょく)(おわ)りて

    (こころ)ゆたかに(ちから)()にみつ

    ごちそうさま